杁ヶ池公園で紅葉ラストスパートの中を散歩してきました/Nikon D610

といっても2020年の話なんですけど、。

奥様情報によると「平日昼間におじいさんが三脚にカメラを据えてきれいなオレンジ色の林を撮影してたよ~」とのこと。いままであまり意識してこなかったけど、そういえばあの公園は秋になるとやたら黄金色に染まっていたよな~と思い出し、無性にカメラを持ち出したくなったわけです。メタセコイアで合ってますよね?まるでここだけ北欧の公園に見える気がするから不思議。

釣りでもないのに早朝から起き出して、寒い中カメラの準備をしてから人気のない公園に夜明け前に到着。普通に考えたら「ご苦労様、、、」と思われそうですが、これが楽しいから良いんです、本人は何も気にしておらずむしろ少しだけ気分はハイになっているので、寒いはずなのに全然気にならないんです。

見慣れた公園もお日様が昇りはじめる瞬間は景色も随分違って見える。「釣りしてないと見れない景色」というのがワタシの中には存在するんですけど、「カメラを持ち出さないと見えない景色」も必ずあるはずなので、それが見えるようになるまでひたすらカメラを携えていこうと思います。

カメラはワタシにマニュアル撮影の楽しさを教えてくれたNikon D610。2013年にグッドデザイン賞を受賞した、今から約8年前のデジタル一眼レフカメラです。フルサイズ一眼の中では比較的、軽量コンパクトなボディは持ち歩いても重くなく、むしろ右手でがっちりホールドできるので重さはほとんど感じません。グリップの形状がワタシにピタリと合っているんだろうなぁ。上位機種ほど威圧感はなく、かといってAPS-Cサイズのカメラよりは頼りがいを感じるというか、ワタシの中でその絶妙な距離を埋めてくれる存在がこのD610なのです。中古価格もこなれてきてるので「手が届くフルサイズ一眼レフ」と命名したいくらい。ミラーレスも良いけど一眼レフのシャッターフィールはクセになりますね。

そんなボディに同じくNikonの20㎜単焦点レンズを付けて。もちろん最新モデルではなくすでに廃番品。こちらもあと一息でパンケーキレンズといっても過言ではないコンパクトさで大のお気に入り。厚切りホットケーキくらいかな、感覚的には。広角レンズ1本で少しの不安はありましたが、寒さをじゅうぶん吹き飛ばしてくれるほど満足のいく写真が撮れました。もちろん自己満足ですよ。

撮った写真は人に見てもらってこそ。それが上達の近道だと思います。

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