娘と公園へ/富士フィルム FinePix F70EXR
毎週末は食材の買い出しに出かけるわけなのですが、最近は娘が落ち着きがないのでワタシとお店の外で待つことが多くなってきました。で、今回は昨年ジャンク品として手に入れた富士フィルムのコンデジ「FinePix F70XDR」を持ち出しついでにスナップ撮影してみることに。
富士フィルムといえばフィルムシミュレーションという機能がカメラ好きな人々の関心を惹きつけていて、もちろんカメラ自体の見た目や会社としての哲学とか、そういった部分に共感して手にしている人が多いという印象。
どのカメラメーカーにしてもファンの方々の熱い思いというのはブログや動画タイトル、またタイムラインで流れてくる声なんかでもよくよく伝わってきて。もちろん富士フィルムも例外ではなく、特に若い世代のカメラ好きや、それだけじゃなくフィルムカメラで育ってきた先輩方の静かな熱狂も感じることができるような気がします。
で、ワタシも富士フィルムが気になってはいたのですが、オリンパスとNikonをメインで使っているのでこれ以上違うメーカーを増やすのも運用上支障をきたすというか、別に趣味だから気にする必要はないんですけどちょっと踏みとどまっている自分がいるんですよね。だからたぶんこれからも富士フィルムのカメラは買わないと思います、たぶん、、、。
と言いながらもフィルムカメラを使い始めたことが引き金となり、フィルムシミュレーションという、フィルムカメラ体験をデジタルで実現した機能を使ってみたい思いがどうしても拭い去れず、ネットを徘徊していたらふと気付いたんです。「フィルムシミュレーションって、コンデジに付いてないの?」と。そして、ありました。
そんな経緯でわが家にやってきたのがこの「FinePix F70XDR」。
フィルムシミュレーションは「Velvia/ビビッド」「ASTIA/ソフト」「PROVIA/スタンダード」「B&W(Black&White)」「セピア」から選べます。あまり詳しくはないけれど、とりあえず基本パターンが揃っているという事で良いのかな?ちなみに今回はVelviaをチョイスしています。
初心者的にはフィルム銘柄の文字列をみただけでちょっといい気分になってるんですけど、先日発表された最新のFUJI機「X-E4」にはなんと18種類も搭載されてるみたいですね。さすがにそこまでは使いこなせなさそうですけど、もしかしたらカメラを複数持つよりも「X-E4」一台に集約させても良いんじゃない?と思ってしまう自分もいるんですよねぇ。
そんな事を考えながら、ふと顔を上げると娘が一人でブランコの立ちこぎができるようになってるのを知り、すかさずコンデジでシャッターを切りまくり。
やはりカメラじゃなくて、何を撮るかが大事なんじゃないかな?いや、でも新しいカメラがあったらもっといい写真が撮れるかもよ?
そんな心の囁きを耳にしながら物欲に抗う公園タイムでした。
レンズ交換しなくていいから、まずはこちらでも良いのかも?と思ってみたり。