満開には間に合わなかったけど滑り込みのカメラ散歩/Typ262/NIKKOR S 5cm F1.4
新しいカメラを導入したことは昨日の記事でご紹介した通りなのですが、その翌日、しかも午前中にモノが到着したのでさっそく夕方にカメラ散歩に行ってきました。
導入したのはライカのレンジファインダー機。Typ262という型落ちモデルですが、見ためと機能のシンプルさが気になって選んだ機種なのです。さすがにレンズは純正を買いたいと奥様に言えず、でもなんとか活用したかったNikon Sマウントの内爪レンズをマウントアダプター経由で使えば良いじゃない!という事で当面はNIKKOR S 5cm F1.4を使い倒していこうと思います。
純正じゃないし、しかも古いレンズだから実際使ってみて満足できるのか?と思いましたが個人的に大満足。むしろずっとこれでいいんじゃないか?と思わせてくれる写りで、これで純正を使った日にはどんな写真が撮れるんだ?とますます楽しみが増えました。
スペック的な話は苦手なので、今後は撮った写真を実際に見てもらえれば良いのかな、と思います。それで少しでも「写真撮りにいきたいな」と思ってくれる人が増えてくれれば御の字です。
夕方、ろくに説明書も読まずにバッテリーとSDカードを詰め込んで、そして付属のストラップをつけて少しだけカメラ散歩。まずは空を1枚、あてずっぽうの露出設定でしたが、意外と見たまんま切り取れた気がします。
公園に到着。ナイスバッティングな息子さんとコントロール抜群のお父さん。このくらい遠景になると露出設定だけでとりあえずシャッター切ればなんとかなりますね。マニュアルフォーカスだけど、むしろオートフォーカスみたいにピントが合わない!ストレスは少ないのかも?いや、最近のカメラはそんなことないか。
散りかけの桜たちを再び遠景で。木によって生育状況が全然違いますね。やはり体力とか関係あるんでしょうか?あとは樹齢?日当たりは同じっぽいのでなにか理由があるのでしょう。
そこからググっと近寄って。といっても最短撮影距離は70㎝なのでほどよい距離感が心地いい。テーブルフォトは厳しそう。
時計の方にピントを合わせて。自然の草花は似たような模様がたくさんなるのでレンジファインダーの2重像合わせるのが難しいけど、形のはっきりした人工物ならピント合わせがめちゃめちゃ速くできますね。オートフォーカスと変わらないか、場合によってはマニュアルフォーカスの方に分があるのかも。
フルサイズのF1.4はめちゃめちゃボケますねー。何撮ってるか分からないくらい。
頭ひとつとびぬけてピンクな房を発見。ちょっと絞ったけど、ふんわりくっきり写ってて好きな1枚。フィルムっぽい。
ちなみにこちら▲の桜はフィルムカメラのNikomatで撮ったもの。意外と違いが分からないかも、、。
風のせいもあってか(言い訳)、ピントが合ってない事が多かったんですけど、これはこれでアリと思わせてくれる懐の深さ。
くどいけどあと少しだけさくらが続きます。ピンクのじゅうたん。
人工の小川にさくらの花びらが。流れてるからブレる。今日は最低感度で撮りたかったので、多少のブレは気にしません。これ、排水溝掃除が大変だろうなぁ。
そろそろピンクはお腹いっぱいだと思うので、緑をどうぞ。
暗いところも明るいところもまあまあ写ってますね。ダイナミックレンジというやつ。これもフィルムっぽいなあ。いや、むしろニコンの古いレンズの影響でしょうか??
メタセコイアの若葉バージョン。さすがに空の色は白飛びしてる??いや、わずかに青が残ってる??これが半年後にはあのオレンジ色に変わるんですから、最終的には太陽ってすごい、という話になるのでしょうか。
こちらもブレブレ。
水辺の質感も良い感じ。ほどよく艶っぽさを感じる写りですね。金属撮りたい。
チャラ瀬からの落ち込み。微妙にスローシャッターになってる。これ、下から見上げるように撮ったら滝っぽく見えそう。
ぼちぼち6時になるので帰り支度。といってもカメラしか持ってないからただ帰るだけ。山茶花?もだいぶ少なくなってきたなぁ。
ニラと間違えたらあぶないやつ。これもF1.4。
寒くなるとイチジクがなる木。満身創痍なみためだけど、毎年ちゃんと実を付けてるんですよね。見習いたい。
という感じでTyp262を初めてカメラ散歩に投入してきた様子でした。
これ、すごく良いです。ほかのカメラいらないかも。がんばって純正レンズ手に入れられるよう頑張ろう。
ではまた明日。